思い出

私はなぜチャットモンチーを聴かなくなったのか

今はもう解散したチャットモンチーというバンドが大好きでした。 当初はそのバンド名に抵抗があり聴かなかったのですが、ラジオで聴いたところ、その太い音、豊かなメロディ、演奏に魅了され気づいたらにファンになっていました。 当然CDやDVDは全て買いそろ…

合唱コンクールの謎

私の母校の中学校には、毎年夏に合唱コンクールというものがありました。 合唱コンクール自体はよくあるイベントだと思いますが、どういうわけか私の母校は合唱に力を入れていて、合唱コンクールは皆が異様に熱くなって取り組む一大イベントという趣でした。…

トーキョーストーリー

私が地方のシンガクコウに通っていたことは何度か書きました。 別に自慢でもなんでもありません。 そしてその高校で私は下から1番でした。地力がない上に努力もしないのだから当然の結果です。 進路を考えるときにこんなことがありました。 進路希望調査用…

夢見る約束

大学共通テストの時期ですね。 かく言う私もかつてセンター試験を受験しましたが、高校で下から1番だった私がひどい点数だったことは言うまでもありません。 そして、センター試験と言えば忘れることのできないエピソードがあります。 それは、私が当時受験…

死後の世界なんてない 後編

(前編はこちらです。) そのブログはD君を懐かしむようなブログでした。 D君を懐かしむブログ。 そうです。 D君は急病で亡くなっていたのです。 全く付き合いもなくなり、あまつさえ私自ら距離を置いたといえども、知り合いが亡くなっていたという事実は私…

死後の世界なんてない 前編

物騒なタイトルとなりました。 私は神も仏も信じていなければ、スピリチャルもお化けなんかも信じていません(怖いのは怖いです)。 ですが、確信していることがあります。 死後の世界、それは、ありません。 これは、ともすれば不謹慎ともとられかねない話…

何しに来たんですか

暇つぶしってありますよね。 多くの場合はすべきことから逃げているだけ、という説もありますが、暇なときはあるんです。 それはとある夏の日の午後、コンビニにフラッと入って買い物を済ませ帰宅しようとしていた暇な午後です。 私の家の近所で、今度建てら…

他人の夢に厳しい男 (後編)

Wは他人の夢に厳しい。 お笑い芸人になることを目指していた友人が一般企業に就職をするという話を聞いて、蛇蝎のごとく忌み嫌っていた。自分にはできない夢を追う他人がうらやましいから、その夢をあきらめてほしくなかったのだろう。 時は流れて、大学も4…

他人の夢に厳しい男 (前編)

大学の時、とある英語の授業で隣り合った男に話しかけられた。 Wとしよう。 Wは私とは違う学部で、会うのはその授業が初めてだった。 Wは人見知りなどしない性格のようで、私に話しかけてきてそれなりに会話できたのが何よりの証拠だ。 また、彼は服装なども…

目が覚めたら

目が覚めたら、壇上に座る白髪の教頭先生が僕をにらみつけていた。 そう、講堂で行われた全校集会で、僕は居眠りをしていた、いつもどおり。 校長先生のありがたい話を、僕は一度も聞いたことがない。 寝てしまうのだ。 あのありがたい話をきちんと聞いてい…

T君のこと ④

その日はやってきました。 久々にC君も交えT君と私の3人でT君の家に集まりました。 その日は私が当時渾身の力を込めた新曲を持っていき2人の前で披露しました。 曲がエンディングを迎えます。 しばしの沈黙のあとC君が口を開きました。 「・・・、組も…

T君のこと ③

そうして私の大学生活は、作曲、T君、I君、時に(T君曰く天才の)C君とともに過ぎていきました。 余談ですが、T君は酒好きで、ポケットと背中のリュックに酒を持ち歩くという個性的な男です。 T君と曲を聴かせあう日々は過ぎてゆきました。 その中で私…

T君のこと ②

話は前後しますが、出会ったその日にして(当社比で)親しくなったT君は早速私の家に遊びに来ました。そして私の機材を触りながらおしゃべりしてT君は帰っていきました。T君が帰ったあと私はなんとはなしにYAMAHAのシーケンサーを再生しました。すると、…

T君のこと ①

時々ふと、T君のことを思い出します。T君は、私が大学に入って初めてできた友人です。私は、歩くときにぼんやり考えごとをするくせがあるのですが、入学間もないその日、大学の校舎階段を上がろうとするときに階段の上から一人の学生が降りてくるのを見まし…