少しだけ大きな声で

私は性格的なものと喉の弱さで、大きな声で話すことが苦手です。

 

そもそも大きな音が苦手なのです。

 

さらには自分のことを話すのが苦手なので、必然的に声が小さくなってしまいます。

 

でもこれはよくありませんね。

相手に聞き返されてしまうし、イライラさせてしまいます。

 

それに、発言の内容がよくても相手が聞き取れなくては意味がありません。

 

 

だんだん会社でもそれなりに立場が上がってきます。

この頃は、少しだけいる部下の皆さんはもちろんのこと、周囲を不安にさせないためにも少しだけ大きな声で話すことを心がけるようになりました。

 

私はお世辞にも仕事ができるタイプではないので、間違ったことを発言してしまうことが多々あります。

ですが、それで恥をかくのは小声で聞き取れないことに比べたら大したことではないような気がします。

 

 

と、ここまで書いてきましたが、日々の会話の中で「こういうことを言ったら相手を傷つけてしまうかもしれない」や、「自分は間違っているかもしれない」という留保、心の機微みたいなものには敏感でいたいところです。

 

 

明日も仕事があります。

 

 

そういえば関係機関にたくさん電話連絡をする用事がある日です。

口ごもったり言い間違えたり悪戦苦闘しながら、少しだけ大きな声で電話する私は周囲の皆さんにどのように写るでしょうか。

 

あきれつつも和んでくれたらそれでいいのかもしれません。