節約することは大事ですし、環境問題も重要です。
したがって、電気代を気にすることはおかしなことではありません。
しかし、なぜ電気代
「ばかり」
なのでしょうか。
たしかにガス代、水道代、電話代・・・、皆さん気にしています。
でも、周りを見てみてください。
電気代に対する気の遣い方は、ほかに対するそれを圧倒的に凌駕していませんか?
使い終わったトースターのコンセントはすぐ抜き取らないといけないし、冷蔵庫を開けっ放しにしようものなら親兄弟が飛んできて叱られます。
また、よく話題に上るのが、電気代にとってエアコンはつけっぱなしがいいのか、こまめにオフにする方がいいのかという議論です。
これはつけっぱなしの方がいいという論調の方が強いようです。
ですがいつかの夏、こまめにオフにする道を選んだ私の電気代は、通常より15パーセントほど低いものでした。
正しい検証ができなくなるほどに、なぜか皆電気代にはヒステリックになってしまうのです。
私なら、電気代ではなく、くだらない飲み会、すぐ毛玉になる服、通いもしないスポーツジムの会費などについてまず考えます。
ここはひとつ、椎名林檎さんに「電気代ヒステリック」という曲を作ってほしいものです。
使うべきは使う、そして、本当に必要なものは何かという追及が、買い物上手にもなり結果的に最大の節約になります。そして、本当に必要なものに囲まれた暮らしは何か愛おしさを伴うものです。
ただし、いらないものを排除!撤廃!なんてことばかりにやっきになるのも不健康です。
いらないものも重要、というのがこのブログでのクリシェということになります。