先日、「おっさん」という言葉が苦手という話を書きました。
同じように苦手な言葉があります。
「いじる」、「(話を)ふる」、「いっぱいいっぱい」などてす。
要するに、一般の人が若手お笑い芸人の真似事をするのが苦手なのです。
我々一般人が使うのであればそれぞれ、「からかう」、「(話を)差し向ける」、「限界、精いっぱい」で十分です。
どうも、テレビで軽快にしゃべる若手お笑い芸人の振る舞いというのは真似したくなるらしく、巷にはインスタント若手お笑い芸人があふれています。
私は真似しませんが。
と、ここまで読んできて疑問に思ったあなた。
正解です。
はい。
「いじる」→「からかう」はいいです。
「ふる」→「差し向ける」は、正確ですがちょっとくどい。
「いっぱいいっぱい」→「限界、精一杯」は、「限界」と「精一杯」をミックスしないと意味がイコールになりません。
そうです。
「ふる」、「いっぱいいっぱい」については、芸人用語が、結果物事をシンプルかつ的確に表現できてしまっているのです。
シンプル、的確、かつ軽快に表現できるのであれば使いたくもなりますね。
私は使いませんが。