先日海外旅行をしてきました。
せっかくこのブログも続けていることですから、写真も交えて旅行記を書いてみようかな、そんなことも思って出かけたのですが、はや成田空港でその考えはやめました。
旅行記となると、当然常に写真を撮らなければなりません。
そうなると、構図や見栄え、当然手ブレが起きないように注意するなど、どうしても旅の流れが途切れて現実に戻ってしまうのです。
煩わしいことから離れるための旅です。
逐一写真を撮ったりメモを取ろうとしていたら気が休まりません。
たいして仕事と変わらなくなってしまうのです。
そんなことを考え旅行記を断念するとともにスタートした旅でしたが、一つ気づいたことがあります。
私は物持ちがいいのがちょっとした自慢なのですが、旅に着ていくグレーのジャケットは気づけば13年同じものを使っています。
これがまた全く古びることなく、一見新品に見えるほど。
愛用しています。
ところがです。
この物持ちのよさ故に、旅の際に愛用するが故に、一つ問題があるのです。
人は情報の8割を視覚から得ていると言われます。
もうお気づきでしょう。
そうです。
毎回同じジャケットを着るが故に、自らの視覚に入る情報が似通う、つまりはそれぞれの旅の印象が似通ってしまうのです。
ましてや私の旅の行先は主にヨーロッパ。
それぞれの街並みはどこかしら似ているもの。
ますますそれぞれの旅の印象が似通ってしまいます。
この思いが強まったのは今回の旅の行きの飛行機内です。
利用したのはトルコ航空。
トルコの国旗が示す通り赤を基調としたブランドカラーです。
私は座席につき、そこに置いてあったアメニティグッズの一つの赤いスリッパに履き替えました。
すると・・・。
足元の鮮やかな赤が私の視覚を強く刺激し、これまでの機内とは全く異なる旅への高揚感をもたらしたのです。
愛用しているグレーのジャケット。
これに加え次の旅に向けて赤いジャケットも買って、2枚のローテーションでそれぞれの旅を楽しみたいです。