世の中のトレンド、そして人々の興味関心は移ろいやすいものですが、これは当面関心がなくならないだろうというものの一つに、「ダイエット」があります。
多様な価値観が謳われる現代社会においても、多くの場合スリムな体型が善なるものとされていることに異論はないでしょう。
私もご多分に漏れず太ることに抵抗があります。
では、なぜ太ることに抵抗があるのでしょうか。
当然見た目がかっこよろしくないから、ということに尽きる気もするのですが、そこをもう少しだけ掘り下げてみましょう。
すると、一つのポイントに行きあたります。
おしりです。
そうです。
私はスラックスなどを履いたときに、おしりにピタッと生地が貼り付いている光景が苦手なのです。
おしりの形が顕になる、強調されるというのはなんとも無防備というか、ある種の性的なだらしなさにすら思いが至ってしまい、どうにも受け入れることができないのです。
そんな私ですから、スーツを購入、オーダーする際などはそのあたりを念入りに確認します。
そうして無事体型に合うようにオーダーしても、太ったことによって「ピタッ」としてしまってはしょうがありません。
日々の嫌な仕事に立ち向かうテンションも下がってしまいます。
翻って周囲を見渡してみると、この「ピタッ」の人はかなりの割合でいることがわかります。
「ピタッ」を容認できるか否かでもその人の人となりがわかるような気すらします。
職場という、自己を、あるいは本音を押しとどめて協調性をもって過ごす場において、頭隠して尻隠さず、にはなりたくないものです。