元祖〇〇

何事も、元祖にはかないません。

 

元祖〇〇はやはり違います。

 

 

ここで「〇〇」と表記したのは慮ったからではなく、いろいろな「元祖」について言えることだからです。

 

そして私は、二番煎じ、二匹目のどじょうには厳しいです。

どじょうセンサーが必要以上に敏感なのです。

 

 

何が言いたいか。

 

 

得意のYouTubeです。

 

当然人気のチャンネルの真似をするどじょうはいます。

真似自体はしょうがないでしょう。

ですがやりすぎはいけません。

 

 

私が好きなチャンネルに「酒飲み 独身 ビジネスホテル宿泊記」をテーマにしたとあるチャンネルがあります。

 

このテイストのチャンネル自体はおそらく多数あります。

 

しかし、BGMのチョイスを含め、抜け加減、いわば空気感などを含めると、そのチャンネルは抜きんでたものがあり、その道の元祖といっていいと思います。

 

ところが・・・、いるんです。

どじょうがたくさんいるんです。

 

「酒飲み」、「独身」、「ビジネスホテル」など、全く同じキーワードそのものをずばりをうたい、同じようなBGMで演出する。

 

恥ずかしくないのでしょうか。

 

 

私が好きなそのチャンネルは、おかしくて、美しいです。

そしてどじょうチャンネルはつまらなく、美しくありません。

泥にまみれています。

 

お金が欲しいのはいいのですが、欲しがり方が美しくない。

YouTubeなどせずにアルバイトでもしてみたらどうでしょうか。

 

 

この手の問題は別のジャンルでも起きています。

 

 

例えばプロレスです。

 

武藤敬司、天才がいます。

 

かたや、(かたや、というのも対のようで抵抗があります)曰く何年かに一人の逸材だという何某君。

(念のため、NOAHの清宮選手のことではありません。清宮選手の場合は、真似すること自体に価値があり、美しいのです。)

 

仮にドラゴンスクリューは真似してもいいです。

そもそも天才が、ドラゴンからパクって自分のものにした技です。

天才だからできたことです。

 

でもフラッシングエルボーは絶対真似してはいけません。

 

なぜなら、フラッシングエルボーは技であること以前に武藤選手の「名刺」だからです。

 

そして何某のそれは全くコピーもできておらず、美しくない。

 

名刺を悪用しようとして悪用すらできていない。

 

何某君のプロレスは似ていない物まねなので、それであれば神奈月チャンネルを見る。

 

 

 

天才と凡人、そして元祖と二番煎じ。

 

 

その差は決して埋まらないのです。