2024-01-01から1年間の記事一覧

誰がために歌はある

私は以前から、歌手が楽しそうに、気持ちよさそうに歌うことに抵抗を覚えます。 好きな音楽を体いっぱいに味わって、力いっぱいに歌う。 それはたいそう楽しいでしょう気持ちいいでしょう。 ですが、それが出し物である以上私は、演者である歌手には楽しそう…

桜-cherry blossom-

桜が満開です。 この時期になると思い出すことがあります。 それが、タイトルの「桜-cherry blossom-」です。 これはとある私の古い友人がつくった曲のタイトルです。 音楽や文章など、好きな世界では妥協したくないし嘘をつきたくない私ですからはっきり…

鼻中隔側弯症 ⑥ 再処置

⑤はこちらです。 右の鼻に再設置されたスポンジを除去する日です。 予約は15時からでしたので、その日は14時すぎまで仕事をして早退しクリニックに向かいました。この時点では変わらず、満足に水も飲めず微熱もありつらい状況が続きます。 クリニック到着。 …

鼻中隔側弯症 ⑤ 再処置まで

④はこちらです。 手術を経て3日後、スポンジの除去、大量の出血、そして再度右の鼻のみにスポンジ再設置したところまで前回書きました。 方針としてはさらに3日後に改めて右の鼻のスポンジを除去するというものです。 大量の出血、止血のための熱処理、我…

鼻中隔側弯症 ④ 術後処置

③はこちらです。 手術から3日後。 その3日間はろくに眠れもせず、水を飲むこともできず、精神的に削られる生き地獄のような日々でした。 ですがそれも、今日鼻のスポンジを抜き取れば一段落です。 この日をどれだけ待ったことか! 病院に到着、診察室から…

鼻中隔側弯症 ③ 手術後、翌日

②はこちらです。 手術を終え、ふらふらながらも帰宅した私は、着ているものをその辺に脱ぎ捨てそのままベッドに横たわりました。 大したことがないとはいえ麻酔も使用する外科手術を終えたのですから疲れているのは当然です。 ところがです。 寝れないのです…

鼻中隔側弯症 ② 手術

①はこちらです。 手術当日。 クリニックに到着します。 いつもは外来患者で賑わう院内ですが、一人の医師がすべてをまかなっているため、手術のその日はすべて私のためにスタッフの皆さんがいそいそと準備をしています。 手術着に着替え、医師に鼻の穴に硬質…

鼻中隔側弯症 ① 手術前

私は物心ついたころから鼻がつまりがちで、鼻水もよく出る体質でした。 ところが、今思えば地方から東京に出て暮らすようになりそれが和らいだような気がします。田舎の花粉か何かが合わなかったのでしょう。 それが証拠に東京から実家に帰省すると、それま…

助けてください

「ミカと僕は同郷だった。 東京に行くほど遠くないからと言って、大学だけは関西に行ったけれど僕は隣県の出身だ。」 助けてください。 私はこの文章の意味が全く分かりません。 「ミカ」と「僕」は同郷、つまり同じ土地の出身なんですよね? 「同郷」、そし…

イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア

イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア。 現GHCヘビー級王者、つまりプロレスリング・ノアの現在のチャンピオンです。 さて、今日はべつにこのワグナー選手のことやプロレスのことを書きたいわけではありません。 イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア…

子どもの頃、親が買ってくる洋服は深い青色がほとんどだった。 子どもだった私はなんの感慨もなくそれらの服を着ていた。 当たり前のルーティーンとしてそれらの服を着ていた。 その後、大人になり自分で服を買うようになった。 気づくと私は深い青の服を買…

どれだけ涙を流せばあなたを忘れられるだろう

言わずと知れた、エックスジャパンの代表曲、「RUSTY NAIL」の一節です。 私は正直言ってエックスジャパンは好きではないし、CDも一枚も持っていません。 ですが、このRUSTY NAILだけはどういうわけか好きなんです。 ここ最近改めてこの曲が好きになったので…

合唱コンクールの謎

私の母校の中学校には、毎年夏に合唱コンクールというものがありました。 合唱コンクール自体はよくあるイベントだと思いますが、どういうわけか私の母校は合唱に力を入れていて、合唱コンクールは皆が異様に熱くなって取り組む一大イベントという趣でした。…

「存在のすべてを」 塩田 武士

~平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる。質感なき時代に「実」を見つめる者たち──圧巻の結末に心打たれる…

トーキョーストーリー

私が地方のシンガクコウに通っていたことは何度か書きました。 別に自慢でもなんでもありません。 そしてその高校で私は下から1番でした。地力がない上に努力もしないのだから当然の結果です。 進路を考えるときにこんなことがありました。 進路希望調査用…

夢見る約束

大学共通テストの時期ですね。 かく言う私もかつてセンター試験を受験しましたが、高校で下から1番だった私がひどい点数だったことは言うまでもありません。 そして、センター試験と言えば忘れることのできないエピソードがあります。 それは、私が当時受験…