2023-01-01から1年間の記事一覧

Work is hard , but

先日、旅で出会ったスペイン人青年と仲良くなり、インスタのダイレクトメッセージでやり取りをした話を書きました。 彼らよりも先に帰国した私は、彼らに日本に帰国した旨のメッセージを送りました。 数日後、彼らから「東京はどう?」と言うようなメッセー…

「元彼の遺言状」 新川 帆立

~「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー!~ このミステリーがすごい!の大賞受賞作品です。作家のデビュー作とのこと。読後に知ったのですが、ドラマ化もされていたんですね。 私は、デビュー作とはどうしても粗…

「未明の砦」 太田 愛

~共謀罪、始動。標的とされた若者達は公安と大企業を相手に闘うことを選ぶ。~ 今年もあと2週間程で終わります。 今年は本当に読書面で何の収穫もなかった年です。 手に取る本が軒並み面白くない、どころか文章の体をなしてないものばかり。 そして本作。 …

流行語大賞2022

毎年何となく自分にとっての流行語を考えています。 ところが昨年は、年末に身内の不幸があったこともありまとめきれませんでした。 ですがメモはしてあったので、2023年も年の瀬にさしかかった今ですが、ここで私の「2022」年流行語ベスト3を発表してみた…

YouTubeのルールとスペイン青年

以前、私のYouTubeチャンネルの自ら定めたルールについて書きました。 そのルールとは、「人に対してチャンネルの存在は教えていいが、URLそのものは教えてはいけない」、というものです。 これは、チャンネルがあくまで自然発生的にどこまで伸びていくかと…

旅ならもう始まってる

近々旅に出ます。 昨年も同じ時期に、コロナ禍以降初の旅を計画していたのですが、身内に不幸があり中止になりました。 今回はあえて、昨年中止になった旅と同じ行き先となります。 「人生は旅」とはよく言われるクリシェですが、逆もまた然り。「旅は人生」…

シュートを超えたもの

最近よく、ヤラセのことをプロレスと呼ぶ風潮を目にします。 私は筋金入りのプロレスファンですが、ここ何年も業界で一人勝ちを続ける新日本プロレスには感情移入できません。 同団体が、かつてのストロングスタイルを捨てエンターテインメントに振り切ってV…

悪い人じゃない

「悪い人じゃない」 ひとくせある人についての人物評でよく用いられる言葉です。 似た言葉に、「悪気はない」があります。 たいていは、言い方がつっけんどんだったり、言葉足らずな人に用いられます。 わからないでもありません。 そういった向き、分析もあ…

私が〇〇が嫌いな理由(わけ) 後編

中編から続きます。 野球中継を見ていると、おなじみのフレーズがたびたび出てくることに気づきます。 ①この1点は大きいです ②ゲームの流れが阪神に来ていますね ③案外こういう試合は一発(ホームラン)で決まるんですよ ④(守備者が)変わったところに打球…

私が〇〇が嫌いな理由(わけ) 中編

前編から続きます。 子どもだった私はさらに野球に、野球中継に魅了されていきます。 ビジュアルの次はその解説内容に魅了されたのです。 ピッチャーがバッターの内角にデッドボールすれすれのシュートを投げます。 それを何球か続け、ファールを誘いツース…

私が〇〇が嫌いな理由(わけ) 前編

今日からプロ野球、日本シリーズが開幕ですね。 そして私は野球が嫌いです。 いえ、正確ではありません。 私は野球中継が好きではないのです。 —————————————————————————————————————— 幼いころから父の影響もありテレビでずっと野球中継を見てきました。 …

もう一度言います

私はおじさんぶるのが、おばさんぶるのが嫌いなのです。 おじさんやおばさんが嫌いなのではありません。 おじさんぶるのやおばさんぶるのが嫌いなのです。 「今の若い人は~」 これは我慢しましょう。 「今の若いこは~」 なんですか? 「こ」ってなんですか…

エスペラント語と音楽

シンセサイザーやサンプラーを用いて音楽をつくってYouTubeで公開しています。 作曲の際に使用する楽器はROLANDやYAMAHA、KORG、AKAIなどのブランドが多いのですが、これらのブランドの共通点は何でしょうか。 そうです。 日本のブランド、ということです。 …

え?

私はあまり大きな声でしゃべるのが得意ではないため、会話の中で相手によく聞き返されます。 それではいけないと思い、極力大きな声で話すようにしているのですが、デフォルトの大きさが小さいためすぐ元の小さな声に戻ってしまいます。 さて、その「聞き返…

「西郷の首」 伊東 潤

~西郷の首を発見した軍人と、大久保利通暗殺の実行犯は、かつての親友同士だった。激動の時代を生き抜いたふたりの武士の友情、そして別離。「明治維新」に隠されたドラマを描く、美しくも切ない歴史長編~ ある程度評判が良かったこともあり、久々に歴史も…

「偶然完全 勝新太郎伝」 田崎 健太

以前、野球の伊良部秀樹投手の評伝を取り上げましたが、同じ著者による、俳優勝新太郎の評伝です。 端的に言って感想は、今年読んだ本の中では断トツで面白かった、というものです。 とは言え言いたいことはたくさんあります。 勝新太郎。 当然座頭市は知っ…

水滴の引力

夏、アイスコーヒーがおいしい季節です。 以前も以下の記事でアイスコーヒーについてその魅力を書きました。 この記事で私は、アイスコーヒーはグラスで飲む方がおいしいし、グラスににじみ出す水滴が雰囲気があっていい、というようなことを書きました。 こ…

「春に散る」 沢木 耕太郎

~かつてボクシング世界チャンプを目指し挫折した広岡は、40年ぶりに米国から日本へ戻る。ジムの古い仲間たちと再会し、やがて共同生活をすることになる。そこで出会ったものとは……。どう生きて、どう死ぬのか。人生の豊かさを問いかける傑作小説。~ 気づけ…

私なんか私だもん

一人称の問題があります。 一番いい一人称は何か。 私は普段はやはり「オレ」と言ってしまいます。 ですが歳とともに「オレ」ではちょっと恥ずかしくなってきました。 すこし丁寧にして「僕」・・・、これも野蛮さはなくなるものの拙い。 うまくはぐらかして…

ファーストダンス

踊る一寸法師。 私が好きなバンド、人間椅子の一曲で、名曲です。 踊る一寸法師というタイトルは江戸川乱歩の同名の小説から引用したものであり、「人間椅子」というバンド名自体が氏の小説からとったことは言うまでもありません。 ところでこの「踊る〇〇」…

結局何が言いたいのかというと、

大谷と言えば晋二郎だし、藤波と言えば辰爾だということです。

死後の世界なんてない 後編

(前編はこちらです。) そのブログはD君を懐かしむようなブログでした。 D君を懐かしむブログ。 そうです。 D君は急病で亡くなっていたのです。 全く付き合いもなくなり、あまつさえ私自ら距離を置いたといえども、知り合いが亡くなっていたという事実は私…

死後の世界なんてない 前編

物騒なタイトルとなりました。 私は神も仏も信じていなければ、スピリチャルもお化けなんかも信じていません(怖いのは怖いです)。 ですが、確信していることがあります。 死後の世界、それは、ありません。 これは、ともすれば不謹慎ともとられかねない話…

円形脱毛症

昨年、円形脱毛症になりました。 気づいたのは7月頭のとある夜、ドライヤーをかけていた時です。 私はかつて、大学入学後に一度同症状になったことがあり精神的な免疫があったので、極度に落ち込むことはありませんでしたが、やはりショックですね。ショック…

上岡鶴太郎

上岡鶴太郎です。 上岡龍太郎ではありません。 片岡鶴太郎でもありません。 このブログは、さながら私という人間の自己分析、精神分析の様相を呈しています。 これまでアップしてきた各記事を通して自己分析するに、今風に言うと私は、「めんどくさい」性格…

あごをひいて、脇を締めて、

そうすれば大抵のことはうまくいくそうです。

イップス

小さいころから野球が好きだった。 父とよくキャッチボールをしていた。 プロ野球中継もよく見ていたので、自然ときれいな投球フォームが身についた。 考え込む性格だった。 ボールはなぜまっすぐ飛んでいくのだろう、どのタイミングでリリースすればベスト…

ムーンウォーク

かのマイケルジャクソンが世界に広めたという、ムーンウォーク。 誰でも一度は真似してみたくなる、とても魅力的で、不思議なステップの技法です。 私はかねてから、ムーンウォークのメカニズムが気になっていました。 当時の私の予想は、後ろ足を遠目からは…

YouTube→地域社会

先日YouTubeでたまたま次の動画を見ました。 動画の所有者の設定によって、このブログの中ではダイレクトに見ることはできませんのでYouTubeサイト内でご覧ください。 かの、元横綱貴乃花さんのインタビューです。 正直言って、サムネの表情の時点でキてます…

ジュード・ロウの怪

もうずっと思っていることですが、いい映画に出会いたいです。 私は音楽や読書、美術などが好きですが、映画はそこまででもなく、人に「〇〇という作品が好きなんです」と言えるような作品もあまりありません。 見る本数も年に数本と言ったところです。 単純…