私の苦手とすることに、人の話を聴いたときや、文字を読んだときに即座に意味を理解することがあります。
かつて学生のころ、国語の授業で音読を指示された直後に内容について質問されようものなら一大事です。
なぜなら、私にとって音読は喉を震わせ空気を振動させ音を発する行為以外の何物でもなく、内容を理解するのは全く別の行為だからです。
では、文字を読んだとき、私の頭はそれをどう認識しているか。
簡単に言うと、アルファベットで入ってくるようなものです。
例えば「寒い」という言葉を聴いたとき、文字を読んだとき。
私の頭は「SAMUI」という、いわば音声情報、あるいは文字の図形、画像として認識するのです。
「温度が低く感じる」という意味は、じっくり吟味しないと入ってこないのです。
(さすがに、「寒い」くらいなじみのある言葉であれば認識できますけどね。)
この現象によって、相手をイライラさせてしまうことがしばしばあるのですが、申し訳ないと思いつつどうしようもありません。現状を認識して必死でついていくしかありません。
タイトルの、東京スカパラダイスオーケストラ、スカパラです。
上記の理由により、私はこのユニット名が「東京」、彼らの音楽のジャンル名となる、「スカ」、そして「パラダイス」、「オーケストラ」という4つの言葉でできていると、最近まで気づきませんでした。
余談ですが、「スカパラ」という略称は当然知っていたので、「スカパラダイスオーケストラ」は「スカパラ」、「ダイスオーケストラ」で区切るものだと思っていました。
「ダイス」、すなわち「dice」、すなわちサイコロオーケストラなんてかわいい気がします。
私がユニットを組むときのユニット名の候補にしたいと思います。