先日仕事で、他社の方とのWEB会議のアポイントを取りました。
こちらからの参加者は、一番エラい役員です。
当然先方からもそれ相応の方にご出席いただきます。
私はただの調整係です。
その際に、先方の調整ご担当者、言わば私と同じ立場の方とのメールでこんなやり取りがありました。
「〇月〇日、15時からということで了解しました。
こちらの担当は私に代わりまして□□になります。
□□さん
あとはよろしくお願いします。」
前段は全く問題ありません。
問題は後段です。
内輪での会話にすべきではないでしょうか。
ともすれば今回のWEB会議がやっかいごとだという心の声がもれている・・・、なんてとられかねないような気がしてこちらが心配になってしまいました。
また別の相手先とはこんなやり取りもありました。
「〇月〇日、16時からということで了解しました。
こちらからの出席者は『開発担当△△』となります。」
先方のご出席者のお名前はわかりました。
ですが私は、当方の役員の秘書に、先方のご出席者の役職を伝えなければなりません。
役職とは、言うまでもなく「専務」、「常務」、「部長」等々です。
これは役員などが出席する会議であれば重要なことで、当たり前ですが、役職による差別的な意図は全くありません。
私は失礼がないようにこうメールを返信しました。
「△△様ですね。ありがとうございます。
念のため、大変失礼ながら△△様の役職名もお聞かせいただけたら幸いです」
すると先方のご担当者から電話がかかってきました。
「役職って何ですか?」
私は先述のとおり、「専務」などのことである旨を伝えます。
するとご担当者はご立腹して「『開発担当』が役職なんです。」とのこと。
わたしはあきらめ、役員秘書にそのとおり伝えました。
そしてWEB会議が数日後に迫ったある日、先方の△△開発担当より連絡がありました。
別件で当方にお越しになる予定があるため、私や私の上司にご挨拶させていただきたいとのこと。
そして△△開発担当はいらっしゃいました。
私と△△開発担当は名刺交換を行います。
その名刺にはこう書いてありました。
「XX株式会社 YY部 部長 △△ 」
と。