日記
前回取り上げた「天国の修羅たち」に続き、自分にとっては確実におもしろいであろうという前提で読んだ本になります。 何しろ、ここ何年かの間に出した氏の全ての作品を読んでいるし、そのほとんどがいい印象を持った作家だからです。 多少のネタバレがあり…
CDを買ったときなど、何かのおまけでステッカー、シールをもらうことがありますよね。 「初回限定特典ステッカー付き」などと書いてあると確かに惹かれます。 でも、私はそのステッカーを貼ったことがありません。 どうも、その少しずつはがれてよれていく…
先日、古い友人のIくんにこのブログのことをお知らせした。 Iくんは今となっては私にとって最も長い付き合いの友人だ。 また、Iくんは私のYouTubeチャンネルのアドレスを教えているただ一人の友人でもある。 友人がいないから、というのは置いておいても…
つらい時、どうすればいいのか。 私が知りたいところではありますが、私なりの少しだけ、ほんの少しだけましになる方法はあります。 考えない、気にしない、損をしているのは相手・・・。 そのとおりではありますが、これらの「考え方」で対処できるのは私か…
先日仕事で、他社の方とのWEB会議のアポイントを取りました。 こちらからの参加者は、一番エラい役員です。 当然先方からもそれ相応の方にご出席いただきます。 私はただの調整係です。 その際に、先方の調整ご担当者、言わば私と同じ立場の方とのメール…
先日、夜お風呂に入っていたところ、家のドアを激しくノックする音がしました。 文字にすると、「ドタドタドタドタっ!」という感じの16ビートです。 BPMにすると130ほどで、片手で繰り出せるビートではありません。 となると両手でノック?それは置いておい…
このブログの自己紹介で、好きなものの一つとして美術を挙げました。 以前は美術館によく行っていましたが、コロナ禍以降ほとんど行くことがなくなりました。 正確には、出不精の私がコロナ禍を口実に大手を振って引きこもった、というのが真実なんですけど…
他人の夢に厳しい男、Wについては先日以下の記事で書きました。 blogger-r-mtd.hatenablog.com 今日はその番外編です。 他人の夢に厳しい男こと、大学時代の友人Wは、人当たりがよくルックスもいいので女子によく話しかけられていた印象があります。 その…
Wは他人の夢に厳しい。 お笑い芸人になることを目指していた友人が一般企業に就職をするという話を聞いて、蛇蝎のごとく忌み嫌っていた。自分にはできない夢を追う他人がうらやましいから、その夢をあきらめてほしくなかったのだろう。 時は流れて、大学も4…
大学の時、とある英語の授業で隣り合った男に話しかけられた。 Wとしよう。 Wは私とは違う学部で、会うのはその授業が初めてだった。 Wは人見知りなどしない性格のようで、私に話しかけてきてそれなりに会話できたのが何よりの証拠だ。 また、彼は服装なども…
このブログを始めて以来40日ほど、数冊の本の感想を書いてきました。 その中で、この本は初の位置づけの本となります。 どんな位置づけかというと、もともと好きなシリーズで、読む前からある程度おもしろいであろうことがわかっていた本、というものです。 …
最初に大前提を書きます。 私は読書する際は図書館で借りたりはせず、あるいは人に借りたりはぜず、はたまた古本ではなく新品を買っています。 そのうえで、言わんとすることをご斟酌ください。 ようやく読み終わりました。 読み始めたのが8/22です。 読了に…
「お世話に案りまするものとする」 何言ってんだという感じですよね。 これは私が仕事のメールで「お世話になります」とタイプするときによくやってしまう誤タイプしてしまったときの言葉です。 どういうことか説明します。 日本語をタイプするときに、例え…
海外旅行にパスポートは必須です。 ですが国内旅行にもパスポートが必要な場合があるというのは皆さんご存知でしたか? それは2つの場合があります。 まずひとつめ。 これはプロレスラーやハロプロの新人が北海道に興行、ライブで行くとき、あるいは単に飛…
私が就職した当時一番驚いたこと、それは「うん」です。 残業の多さでも、苦情の電話でもありません。 文字通り「うん」です。 お客様からの電話に対する相槌が「うん」なのです。 そういう人がたくさんいるのです。 驚きました。 この「うん」は、見る人、…
正直に言う。 私はかつて自分は「頭がいい」と思っていた。 あまつさえ、「あの人は頭がいい」などと聞くと、「何をご冗談を。私の方が。」などとすら思っていた。 間違っていた。 私は頭がよくない。 地方のとある小学校、中学校で、私はイチバンだった。 …
Tシャツ、スニーカー、シンセサイザーなどの電子楽器・・・。 いろんなものが好きです。 好きなものを物色していて、あっちがいい、いやこっちがいい、Aがいい、Bがいい、と悩むことは誰しもあります。 かくいう私もよく悩むのですが、私の場合は単にAか…
日本語にうるさい私ですが、かねてよりひときわ気になる言葉があります。 「いたんでいる」 です。 まずはひらがなで書いてみました。 漢字にすると 「傷んでいる」 ではありません。 「痛んでいる」 らしいのです。 「らしい」と書いたのにも意味があります…
その日はやってきました。 久々にC君も交えT君と私の3人でT君の家に集まりました。 その日は私が当時渾身の力を込めた新曲を持っていき2人の前で披露しました。 曲がエンディングを迎えます。 しばしの沈黙のあとC君が口を開きました。 「・・・、組も…
そうして私の大学生活は、作曲、T君、I君、時に(T君曰く天才の)C君とともに過ぎていきました。 余談ですが、T君は酒好きで、ポケットと背中のリュックに酒を持ち歩くという個性的な男です。 T君と曲を聴かせあう日々は過ぎてゆきました。 その中で私…
話は前後しますが、出会ったその日にして(当社比で)親しくなったT君は早速私の家に遊びに来ました。そして私の機材を触りながらおしゃべりしてT君は帰っていきました。T君が帰ったあと私はなんとはなしにYAMAHAのシーケンサーを再生しました。すると、…
時々ふと、T君のことを思い出します。T君は、私が大学に入って初めてできた友人です。私は、歩くときにぼんやり考えごとをするくせがあるのですが、入学間もないその日、大学の校舎階段を上がろうとするときに階段の上から一人の学生が降りてくるのを見まし…
「出版禁止 いやしの村滞在記」 長江 俊和 各所に伏線がちりばめられた、テクニカルなミステリ。 要所要所でグロテスク。 ネタばれあります。 作品自体は、私の好みではありません。 物語は、主人公の高校時代の「一見」淡い恋愛が起点になっていますが 恋愛…
先ほど、初の読書ブログをアップして順番が前後しますが、 私と読書について少しだけ。 読書が好き、とは言ったものの守備範囲はものすごく狭いです。 そのうえ、難解な本は全く読めません。 政治経済、思想、哲学、社会問題、環境問題・・・、 まったくわか…
初の読書感想です。 ネタバレあります。 ブログ開設の経緯どおり、正直おもしろくなかった、という感想です。 1995年と現在(2015年)を行き来しながら進む青春小説です。 地味な主人公が、「イケてる」クラスメイトと出会い、 「イケてる」ようになっていく…